次世代の脳と心の発達を支える環境とは-感受性期を生かした環境設計
開催概要
会期 | 2019年11月23日(土)~24日(日) |
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会場 | 京都大学 芝蘭会館 稲盛ホール |
大会長 | 明和 政子(京都大学大学院教育学研究科 教授) |
大会テーマ | 次世代の脳と心の発達を支える環境とは―感受性期を生かした環境設計 |
共催 | 文部科学省科学研究費補助金(基盤A) 『身体的表象から自他分離表象にいたる発達プロセスの解明 (代表:明和 政子)』 東京大学 次世代知能科学研究センター |
後援 | 京都大学大学院教育学研究科 グローバル教育展開オフィス |
プログラム
11月23日(土)
受付時間 12:30~(ポスター発表者のみ12:00~)
13:30~13:45 | 開会・企画主旨説明 |
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13:45~14:45 | 基調講演 通訳なし Prof. Hensch Takao(Harvard University) “How critical periods of brain development arise” |
14:45~15:00 | 休憩 |
15:00~16:00 | ポスターセッション1(掲示時間 12:00~17:00) ポスター演題一覧 15:00~15:30 理事会 15:30~15:45 評議員会 |
16:00~18:00 | シンポジウム1「脳の発生と発達を開放系システムとして理解する」 オーガナイザー:桜田 一洋(理化学研究所) |
18:00〜 | 懇談会 (於:京都大学カンフォーラ)*18日(月)参加締切 |
11月24日(日)
受付時間 9:00~
9:30~10:30 | 基調講演2 通訳なし Prof. Jay Giedd (The University California, San Diego) “The Amazing Teen Brain” |
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10:30~10:40 | 休憩 |
10:40~12:40 | シンポジウム2「初期経験がつくる『こころ』と『脳』の発達および感受性期」 オーガナイザー:友田 明美(福井大学) |
13:40~14:00 | 総会 |
14:00~15:00 | ポスターセッション2(掲示時間 9:00~16:00) ポスター演題一覧 |
15:00~17:00 | シンポジウム3「次世代の脳と心の発達を支える環境とは」 オーガナイザー:國吉 康夫(東京大学) |
17:00 | 閉会 |
基調講演
“How critical periods of brain development arise”
Prof. Hensch Takao (Harvard University)
“The Amazing Teen Brain”
Prof. Jay Giedd (The University California, San Diego)
●シンポジウム1「脳の発生と発達を開放系システムとして理解する」
オーガナイザー:桜田一洋(理化学研究所) 講演者:桜田一洋(理化学研究所)・内匠 透(神戸大学)・諸隈誠一(九州大学) |
脳はこれまで知覚入力を運動出力に変換するメカニズムとして解析されてきた。しかし現実には運動と知覚は相互に依存しており、メカニズムで近似することには限界がある。これに対して、脳を自発的にリズム生成するシステムと捉え、意識を自己組織化として理解する内部観測者視点の方法論の重要性に対する認識が高まっている。開放系の理論に基づくと、脳の発生と発達とはニューロンという自律振動子が弱い相互作用を通して繋がり、互いに同期したり、同期を破ったりすることで神経回路という秩序を創出するプロセスと定式化することができる。本シンポジウムではこのような視点から発生と発達を理解するための、理論、臨床研究、動物モデル研究の現状を紹介する。 |
●シンポジウム2「初期経験がつくる『こころ』と『脳』の発達および感受性期」
オーガナイザー:友田明美(福井大学) 講演者:竹内章人(岡山医療センター)・谷池雅子(大阪大学)・友田明美(福井大学) |
近年、急増している自閉スペクトラム症の病態は未解明で、遺伝は関連しているものの、それだけでは説明がつかず、環境要因(愛着形成や良質な睡眠など)も重要であることがわかっている。彼らの発達軌跡は多様で、生活予後を予測することは実に難しい。本シンポジウムでは、周産期・乳幼児期・児童期の発達臨床に携わる3名の小児神経科医が、各自の臨床に基づいた研究成果を紹介する。 |
●シンポジウム3「AI技術が人間や社会に与える影響と次世代の人間力・子育て・発達」
オーガナイザー・講演者:國吉 康夫(東京大学・次世代知能科学研究センター長) 招待講演者:佐倉 統(東京大学・大学院情報学環)・藤野 貴教((株)働きごこち研究所 代表取締役/ワークスタイルクリエイター) |
AI技術が急速に発展し社会に浸透しつつある。AIは従来技術と何が違うのか。この先、人間の心や体、社会にどういう影響を与えるか。仕事や働き方、求められる能力はどう変わるか。そのもとで、次世代の子育てはどうあるべきか。進化学・生態学,働き方研究、構成論的発達科学、の超分野的対話を通して掘り下げる。 |
参加登録費
<本大会は,どなたでも参加可能です。 大会への参加費を支払うことで一年間の会員資格が与えられます>
事前登録 | 一般 10,000円 | 学生 5,000円 |
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当日参加 | 一般 12,000円 | 学生 6,000円 |
懇談会費 | 一般 3,000円 | 学生 2,000円 |
各種締切
登録締切 | 2019年11月18日(月)15:00まで(以降は当日料金となります) *懇談会参加申し込みも上記期日まで (ご相談内容によっては、お問い合わせをお受けいたします) |
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入金締切 | 2019年11月20日(水) 上記期日以降となる場合は、当日会場で現金にてお支払いください。 ※当日料金となりますので、ご注意ください。当日受付は12:30からです。 |
口座情報 | 銀行名:三井住友銀行 支店名:梅田支店 口座番号:9609213 口座名:日本発達神経科学学会第8回学術集会 会長 明和 政子 ニホンハッタツシンケイカガクガッカイダイハチカイガクジュツシュウカイカイチョウミョウワマサコ 注意事項 ・お振込確認は名前で照合いたしますので、名前を記載願います。 (例)ヤマダ タロウ ・振込手数料のご負担をお願いします。 |
ポスター発表
投稿締切 | 演題登録を締め切りました。多数のご応募をありがとうございました。 |
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概要執筆要領 | 投稿用テンプレート(word) ・発表1題について1項とする ・A4判用紙を用い、上下に各3cm、左右に各2.5cmの余白を設ける ・レイアウトは以下に従う 発表題目以外は10.5ポイントの文字サイズ 1行目:発表題目 16ポイントの文字サイズ 2行目:空行 3-4行目:発表者の氏名、所属、口頭発表者の氏名の先頭に〇印をつける (必要ならば適宜行数を増やしてもよい) 5-6行目:空行 7行目以降:本文 ・Word形式とする ・図表はあらかじめ電子的に貼り付ける ・現行ページ番号は記入しない ・特殊文字は印字されないことがあるので使用しない |
投稿方法 | 投稿は作成した概要のWordをメールに添付し、以下のアドレスまで お送りください。 宛先:jsdn2019@intergroup.co.jp 表題:日本発達神経科学学会第8回学術集会 ポスター発表 ・画像などによりファイルの容量が大きすぎると遅れない場合が ありますので、なるべく2MB以下になるように調整してください。 ・投稿とは別に参加登録を行ってください。 |
お問い合わせ先
日本発達神経科学学会第8回学術集会 運営事務局(株式会社 インターグループ内)
〒531-0072 大阪市北区豊崎3-20-1インターグループビル
Tel: 06-6372-3053
Fax: 06-6376-2362
E-mail:jsdn2019@intergroup.co.jp